設備のこと
見えなかったものが見えるようになりました。
歯科用顕微鏡とパノラマX線装置(3Dレントゲン)は、いまの歯科治療になくてはならない設備です。歯科用顕微鏡は細部まで鮮明に観察でき、3Dのレントゲン画像によって、平面では診断しにくかった病変を確認できます。
治療技術と設備の進化によって、さらに緻密な治療ができます。私たちにはうれしい反面、ご理解いただきたいことがあります。治療にかかる時間です。
治療の時間が短いと、患者さんはホッとされます。よくよく承知していますが、今までより時間がかかるケースもあります。オーバーに例えますと、30分で終わっていた治療が、10、15分のびるような感じです。
患者さんの負担をすこしでも減らしたいけれど、細部にいたるまで精確に治療できるので時間がのびる、といったこともあります。
優れた集塵効果で、汚染源になっている治療時の切削粉塵や飛沫を発生源から捕集。診療室をクリーンで快適な環境に保ち、治療に携わる先生や衛生士、また治療を受ける患者様の健康を守ります。口腔外サクション「フリーアーム・フォルテ」は、クリーン診療を実現します。 東京技研
きど歯科のすべてのチェア(3台)に導入しています。
高速度カメラによる飛沫の流体解析では、口腔外サクションを併用した場合(動画の状況)、飛沫の領域が小さくなりことがわかり、歯科治療時の飛沫対策には口腔外サクションが必要だと考えられています。 (歯界展望 115(6), 978-980, 2010 "検証口腔外サクションは歯科飛沫をどこまで防ぐか? 口腔外サクション併用時の飛沫動態の解析")
従来のレントゲン撮影では正確に把握することが難しかった、あごの骨の詳細な立体構造や神経の位置などを精度高く把握するために、CT撮影を行います。撮影は数秒間で痛みもありません。 株式会社アイキャット ─ iCAT Science for you
歯科用CTは3D診断を可能にします。平面の画像では見えなかった箇所が見えるようになり、インプラント、歯周病治療、根管治療などに役立ちます。
歯科治療に顕微鏡が必要なことは今や世界の常識となりました。 Leica MICROSYSTEMS
歯科用顕微鏡のライカ M320 F12 デンタルを2015年に導入しました。見えそうで見えなかった細部まで見えるので、より高度な治療ができます。また治療の精度が向上します。